【2026年4月版】TypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はTypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月22日に執筆しています。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供する各レンタルサーバーサービスで株式会社モリサワが提供するWebフォントサービス「TypeSquare」を利用できるプラグインであり、エックスサーバー株式会社によって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは10万以上、総ダウンロード数は143万回以上を計測しており、一定の使用者を有するアドオンであると言ってよいでしょう。

一方で、使用者が多いアドオンほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、TypeSquare Webfonts for エックスサーバーの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、TypeSquare Webfonts for エックスサーバー自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーとは

前述の通り、TypeSquare Webfonts for エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、エックスサーバー株式会社が提供する各レンタルサーバーサービスにおいて、株式会社モリサワが提供するWebフォントサービス「TypeSquare」を利用できます。

エックスサーバー株式会社が提供する各レンタルサーバーサービスの契約者は、最大3ドメイン、月間75,000PVまでは追加料金なしにモリサワフォントを使用できることから、人気のあるプラグインとなっています。

一方で、人気のあるプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーについては、定期的なバージョンアップが実施されており、最新バージョンでは脆弱性が確認されていないことから、2026年4月22日現在、最新バージョンを使用する限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョン情報に関するポイント

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年4月22日現在、TypeSquare Webfonts for エックスサーバーの最新バージョンは2.0.9であり、WordPress 6.9.4までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョン情報

2026年4月22日現在での、TypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
2.0.9 2025年12月4日 サポート中
2.0.8 2024年7月30日 2025年12月4日 CVE-2024-43120
2.0.7 2024年4月15日 2024年7月30日

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン2.0.7までを掲載しています。
※バージョン2.0.7以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーの脆弱性情報

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーの最新バージョンは2.0.9であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、TypeSquare Webfonts for エックスサーバー 2.0.7以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへのアップデートをお勧めします

TypeSquare Webfonts for エックスサーバー自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2024-43120
CVE-2024-43120 Detail
CVSS v3
5.3 (警告)
・TypeSquare Webfonts for エックスサーバー 2.0.7までのバージョン ・TypeSquare Webfonts for エックスサーバー 2.0.8

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの採番がされていない脆弱性情報については、Wordfenceへのリンクを掲載してあります。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバーのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、TypeSquare Webfonts for エックスサーバーは人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、TypeSquare Webfonts for エックスサーバー自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。