【2026年9月版】CookieYesのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事はCookieYesのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年9月1日に改訂しています。

CookieYesは、WordPressサイトのCookie同意管理を簡単に実装できるプラグインであり、COOKIEYES LIMITEDによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは100万以上、総ダウンロード数は5088万回以上を計測しており、世界的にも有名なプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、CookieYesの概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
CookieYesを安全に運用していただく一助になれば幸いです。

CookieYesとは

CookieYesは、前述の通り、COOKIEYES LIMITEDが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressサイトのCookie同意管理を簡単に実装できるプラグインです。

バナー表示、ユーザー同意のカテゴリ設定・管理、Cookieの自動ブロックなど、基本的なGDPR/CCPA対応の機能を簡単に実装できることから、多くの人に利用されています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

CookieYesについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年9月1日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。
ただし、近年でも、公式サイトにおいていくつかの脆弱性対応を公表していることから、CookieYesをご利用になられている場合には、最新バージョンをご利用になられているか定期的に確認されることを推奨いたします。

CookieYesのバージョン情報

2026年9月1日現在、CookieYesの最新バージョンは3.5.5であり、WordPress 7.1までテストされています。

WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

なお、バージョン情報は次の表の通りですが、CookieYesでは旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。
本表では、後継バージョンの公開日を旧バージョンの実質的なサポート終了日として扱っています。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
3.5.5 2026年8月20日 サポート対象 security fixes
3.5.4 2026年8月3日 2026年8月20日
3.5.0 2026年5月20日 2026年5月27日 Security improvements
3.4.1 2026年4月16日 2026年4月17日 security fixes
3.3.5 2025年9月11日 2025年10月23日 Fixed minor security vulnerabilities
1.8.3 2020年2月10日 2020年2月26日 CVE-2020-20633
1.8.2 2020年1月6日 2020年2月10日

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、最新バージョン(3.5.5)及び脆弱性の影響を受けるバージョンの中で最も新しいバージョン(3.5.4)を掲載しています。また、それ以外のバージョンについては、脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン3.5.4以下には開発ベンダーが把握している脆弱性が存在するため、グレーにしています。

CookieYesの脆弱性情報

CookieYes自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2020-20633
CVE-2020-20633 Detail
CVSS v3
5.4 (警告)
・CookieYes 1.8.2までのバージョン ・CookieYes 1.8.3

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

CookieYesのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、CookieYesは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、CookieYes自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、CookieYesとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。