【2026年10月版】List category postsのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事は、List category postsのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年10月6日に改訂しています。

List category postsは、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプを、カテゴリやタグ、投稿ID、並び順などの条件を指定して一覧表示できるプラグインであり、Fernando Brianoさんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは8万以上、総ダウンロード数は444万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、List category postsの概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
List category postsを安全に運用していただく一助になれば幸いです。

List category postsとは

前述の通り、List category postsは、Fernando Brianoさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプを、カテゴリやタグ、投稿ID、並び順などの条件を指定して一覧表示できます。

ショートコードを用いることで、テーマを編集せずに柔軟な投稿リストを作成できること、機能を表示用途に限定したシンプルな設計のため、動作が軽く、他プラグインやテーマとの競合が起こりにくいことから、人気の高いプラグインです。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

List category postsについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年10月6日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。

ただし、近年でも、いくつかの脆弱性が発見されていることから、List category postsをご利用になられている場合には、最新バージョンをご利用になられているか定期的に確認されることを推奨いたします。

List category postsのバージョン情報

2026年10月6日現在、List category postsの最新バージョンは0.96.0であり、WordPress 7.0.6までテストされています。

WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

なお、バージョン情報は次の表の通りですが、List category postsでは旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。

バージョン リリース日 修正された脆弱性
0.96.0 2026年7月7日 CVE-2026-12434
0.95.0 2026年3月14日 CVE-2026-3005
0.94.0 2026年2月16日 CVE-2026-32419
CVE-2026-0553
0.93.0 2025年10月29日 CVE-2025-11377
0.92.0 2025年9月16日 CVE-2025-47636
CVE-2025-10163
0.90.3 2024年12月18日 CVE-2024-9020
0.89.7 2024年3月20日 CVE-2024-1051
0.89.4 2024年1月8日 CVE-2023-6994

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、新しい方からバージョン0.94.0までを掲載しています。バージョン0.94.0未満については、脆弱性が修正されたバージョンだけを掲載しています。
※バージョン0.95.0以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

List category postsの脆弱性情報

List category postsに関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-32419
CVE-2026-32419 Detail
CVSS v3
5.9 (警告)
・List category posts 0.93.1までのバージョン ・List category posts 0.94.0
CVE-2026-12434
CVE-2026-12434 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・List category posts 0.95.0までのバージョン
※CVE-2025-11377の不完全な修正に対応
・List category posts 0.96.0
CVE-2026-3005
CVE-2026-3005 Detail
CVSS v3
6.4 (警告)
・List category posts 0.94.0までのバージョン ・List category posts 0.95.0
CVE-2026-0553
CVE-2026-0553 Detail
不明 ・不明(公開情報で影響範囲を確認できず) ・List category posts 0.94.0
CVE-2025-47636
CVE-2025-47636 Detail
CVSS v3
7.5 (重要)
・List category posts 0.91.0までのバージョン ・List category posts 0.92.0
CVE-2025-11377
CVE-2025-11377 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・List category posts 0.92.0までのバージョン ・List category posts 0.93.0
CVE-2025-10163
CVE-2025-10163 Detail
CVSS v3
6.5 (警告)
・List category posts 0.91.0までのバージョン ・List category posts 0.92.0
CVE-2024-9020
JVNDB-2024-023818
CVSS v3
5.4 (警告)
・List category posts 0.90.2までのバージョン ・List category posts 0.90.3
CVE-2024-1051
CVE-2024-1051 Detail
CVSS v3
6.4 (警告)
・List category posts 0.89.6までのバージョン ・List category posts 0.89.7
CVE-2023-6994
JVNDB-2023-025146
CVSS v3
5.4 (警告)
・List category posts 0.89.3までのバージョン ・List category posts 0.89.4

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいていますが、CVSS v4でスコアリングされていない場合にはCVSS v3に基づいて、CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値は米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠していますが、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報については、NVDでCNA(CVE採番機関)として掲載されているスコアを、NVDに情報がない場合にはWordfenceのスコアに準拠しています。
※CVE-2026-0553については、NVDやWordfenceなどの機関では情報が確認できませんでしたが、公式サイトには修正の記録があるため掲載してあります。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

List category postsのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、List category postsは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、List category posts自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、List category postsとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。